尺取虫

先日、と言っても2週間ほど前だが
バジルを契約農家さんから受取った時、
葉っぱの端に緑の小さな尺取虫を発見！

奇麗な緑色で長さは1センチ弱、
本当に細い糸みたいな尺取虫。

あまりの可愛さに処分できず
そのままバジルを与えていた。
正確には、花瓶に刺したバジルで
放し飼いをしていた。

勿論、バジルを1本だけ
別の花瓶に刺して
尺取虫さん専用としていた。

でも、朝になると
夜中に動いたらしく
違う方のバジルでお食事中だったり、
時には呑気にウンチもしてた。

そして、2週間が経ち
長さも3センチ位に成長した。
相変わらず細いままで
奇麗な緑のままである。

この話を昆虫学を大学で専攻したという
昆虫大嫌いな方にお話し、
1つ、質問をした。


「ねぇ、すごく奇麗な緑色だけど
奇麗な蝶になるの？」


「ううん、そうとは限らないよ~」


「え！蛾になる事もあるの？」


「うん、あるよ~、調べた方が良いよ~」


「え~！！！」

と言うわけで、慌ててネットで検索した所・・・
すごく立派な

蛾

になる事が判明！

さすがに処分するのは可哀想だが
家で蛾になられても困る。

お外に逃がしたいが
今晩は零下。
凍えてしまうとわかっていて
外に出すわけにも行かず・・・

仕方ない、明日までは
家の中で、呑気にバジルを食べてもらう事に・・・。

明日のお昼、暖かい時に
そうっとお庭に逃がそう。
その後一週間は
零下にはならないと予報が出てたし・・・。

さんが言うには、
本来なら、この時期に産れたのが悪いのだし
自然の掟だから仕方ないよぅ。
もしかしたら、弱肉強食で
鳥さんの餌となって
どこかで役立つかもしれないから
自然に返してあるのが一番だよ~、って。

明日、尺取虫さんを
放してあげる予定。
私に捕まらない様に気を付けて
立派な蛾になって下さい。

お願いだから
家の中に遊びに来ないでね。
バジルの恩返しは要りませんよ~。