張子の犬

先日、お友達と話していたときの事・・・

世の中には
猫だか犬だかわからない物って
あるよね･･･と言う内容だった。

そう、例えば神社の入り口にいる。
狛犬って書くくらいだだから犬だろうけど
片方は獅子らしい。
獅子は想像上の生き物なので
犬でも猫でも無い。
でも、英語ではライオンなので
猫科なんだとおもう。

で、お友達は張子の犬って
見ようによっては猫に似てると言い始めた。

張子の犬？
何だっけ？それ？？？

「ほら、お正月とかに見かけてさぁ、
子供のおもちゃなのかなぁ
置物にもなってて張子で出来てる犬よ。」
と言いながら親切にも
絵を描いてくれたが・・・
パンダみたいになってしまい、
「描けば描くほど、似なくなってきた～」と言い出す。

彼女の絵を見て、私の頭の中には
招き猫と赤ベコが浮かんできたのだが、
どうも、違うらしい。
犬なんだと説明してくれる。

赤とか緑とかの色が体に付いててと話しているうち
彼女もあやふやになってきてしまった。

で、かなり長い間、
あーだ、こーだと話して
仕舞いには

「緑とグリーンが付いてるんだっけ？」
「そうそう、そんな感じ！」

ちなみに、緑とグリーンと言ったのは私だが
2人の会話がいかに可笑しいか
他人がいたらびっくりするだろうね・・・と
2人で笑い出してしまった。

勿論、話している最中は
お互いに一生懸命、
其れも、真面目に話をしていたんだよ～。

最後にはあきらめて
「インターネットで検索してみるよ」で
話が終わった。

最近、文章が変になってきている気がする。
日本に居ないからと思われがちだが
きっと、日本に居ても
同じように可笑しな文章で
話をしているかもしれない。

ちなみに、
張子の犬って
達磨と同じ作り方なんだね・・・。
って、張子だもん
当たり前です。